4ステップだけ!簡単な職務経歴書の書き方【機械設計経験者編】

スキル・能力
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転職する時に必ず用意する職務経歴書。
書き方が難しいなどの強いイメージがあるせいか、転職経験者であっても、
上手く書けずにアピールができないという話をよく聞きます。

そんな職務経歴書ですが、実は簡単な書き方があるんです!

ここでは、転職経験のある現役メカエンジニアが、実際の転職でアピールした
職務経歴書を解説し、簡単に書ける方法を伝授していきます!

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簡単な職務経歴書の書き方はこれだ!

結論から言えば、今まで経験してきたことを、細かく書き出し整理することです

実際に、経歴書のサンプルを見てみましょう。
左が何も考えずに書いた経歴書、右が細かく書き出し整理した経歴書です。

NGサンプル

OKサンプル

いかがでしょうか?
右側の方が何をやってきたか、そんなスキルがあるかが鮮明にわかります。
それが出来ないから困ってるんだよ!と言いたくなりますね。
では、どうやって書き出して整理していけば良いのか、次の4ステップで解説します。

なお、それでも分からないという方は、直接ご相談を承っています。
最後のまとめにリンク記載しておきますので、お気軽にご相談ください。

4つのステップだけで経歴を書く

経歴は、4つのステップだけで簡単に書くことができます。
しっかりと理解していただけるように、例題を交えながら各ステップを解説します。

ステップ①:経験したことを書き出す

まず初めに、経験したことをとことん書き出しましょう!
ポイントは、難しいことや簡単なことまで幅広く書き出すことが重要です。

例えば、CADオペレータとしてモデリング〜作図まで経験を書き出すと、
こんなイメージになります

狭く書き出した場合

・部品のモデリング
・部品の作図

幅広く書き出した場合

・M3〜M6のねじモデリング
・φ1〜5のピンのモデリング
・長さ1mのボールねじモデリング
・直径1mの歯車モデリング
・ねじの作図
・ピンの作図
・ボールねじの作図
・歯車の作図

どうでしょうか?
幅広く書き出した方が、経験してきた内容が理解できるはずです。

ステップ②:カテゴリ分けする

書き出した後は、カテゴリ分けします。
ここでいうカテゴリというのは、経験してきた仕事内容のことを指します。
ここで整理することが、次のステップのまとめに繋がります。

では、ステップ①で書き出した内容を例として、カテゴリ分けをします。

・M3〜M6のねじモデリング
・φ1〜5のピンのモデリング
 ⬇︎
小物部品のモデリング ※これがカテゴリ

・長さ1mのボールねじモデリング
・直径1mの歯車モデリング
 ⬇︎
大物部品のモデリング ※これがカテゴリ

・ねじの作図
・ピンの作図
 ⬇︎
小物部品の作図 ※これがカテゴリ

・ボールねじの作図
・歯車の作図
 ⬇︎
大物部品の作図 ※これがカテゴリ

何を作ったか、何をやったかにまとめることでカテゴリつまり仕事内容が
分かりやすく整理されていきます。

ステップ③:経歴をまとめる

ここでようやく経歴としてまとめていきます。
ステップ①は習得スキル、ステップ②は業務内容としてまとめます。
以下に例を書いてみましょう。

【業務内容】
・小物部品のモデリング
・大物部品のモデリング
・小物部品の図面作成
・大物部品の図面作成

【習得スキル】
・M3〜M6のねじモデリング
・φ1〜5のピンのモデリング
・長さ1mのボールねじモデリング
・直径1mの歯車モデリング
・ねじの作図
・ピンの作図
・ボールねじの作図
・歯車の作図

どうでしょう、ステップ①・②が経歴として生きるようになりました。
書き出しとカテゴリ分けがどれだけ大事かお分かりいただけましたね。

ステップ④:成果を付け加える

いよいよ最後のステップです。経歴に付加価値を与えます
それは成果を付け加えることです。成果と聞くと難しく考えがちですが、簡単に書くことができます。
やり方は、習得スキルを得意分野としていい変えるだけです。では、今回の例で表現してみましょう。

【業務内容】
・小物部品のモデリング
・大物部品のモデリング
・小物部品の図面作成
・大物部品の図面作成

【習得スキル】
・M3〜M6のねじモデリング
・φ1〜5のピンのモデリング
・長さ1mのボールねじモデリング
・直径1mの歯車モデリング
・ねじの作図
・ピンの作図
・ボールねじの作図
・歯車の作図

【得られた成果】
小物から大物まで幅広い部品のモデリングできる
幅広い機械部品の作図ができる

部品経験として小物・大物があるので
それを得意分野として表現
   ⬇︎
小物から大物まで幅広い部品のモデリングできる

いろんな部品の作図経験があるので、
それを得意分野として表現
   ⬇︎
幅広い機械部品のモデリングできる

まとめただけじゃん!と思うかもしれませんが、これが得意分野であり成果です。
面接する相手は、どんな成果を得て来たのかをポイントとして見ますので、
これを書く書かないで大きく変わってきます。

経歴書を書いてみよう!

経歴がまとまったら、経歴書を書いて見ましょう。
今回の4ステップで書いた経歴を、職務要約、活かせる経験、職務経歴詳細に反映します。
反映部位を赤文字で表すと以下のようになります。

4ステップで書いたことが職務要約や活かせる経験やスキルの項目に生かせ、
簡単に経歴書が出来上がってしまいました!これが簡単な職務経歴書の書き方です!

テンプレートはこれを使おう

職務経歴書のテンプレートには大きく分けて2通りあります。

テンプレート① 編年体形式
1番古いキャリアから順番に書いていく形式です。
転職が少ない人や経歴が短い人はこの形式を使うと良いです。

テンプレート② 逆編年体形式
1番新しいキャリアから順番に書いていく形式です。
転職が多い人や最新のキャリア状況をアピールしたい場合に使うと良い形式です。

よって、機械設計経験者は、逆編年体形式を使いましょう。

未経験として経歴書を作りたい場合は?

未経験でも書き方は同じです。
今まで違う職種のやって来たことを簡単なことまで幅広く書き出すことです。

未経験でも、今までやって来たことを自信持って書き出して見ましょう!

最後に

ここまで、4ステップだけで簡単に職務経歴書の書き方を、転職経験者である
現役メカエンジニアが解説しました。
4つのステップだけで簡単に書けることがわかりましたね。

職務経歴書で1番大事なのは、相手に自分の経歴をわかりやすく伝えることです。
どんなによく書けたとしても、伝わらなかればなんの意味もありません。
今回の書き方で、皆さんの経歴が伝わる経歴書へ繋がることを信じています。
ここまでご覧いただききありがとうございました。

なお、今回の解説でどうしてもできないなどがあれば、直接ご相談を承っています。
以下のリンクより、お気軽にご相談ください。

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メカニカルデザイン歴15年の経験があるので、その分野に特化したサポートが可能ですので、ご相談ください。お受けするできる案件に責任を持ち、本当にほしいアウトプットが出せるように心がけたいと思います。【可...
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